1952-12-16 第15回国会 参議院 農林委員会 第10号
又我が国は敗戦による領土喪失の結果、砂糖の自給国か一転して莫大な砂糖を殆んど総て海外に依存せざるを得なくなつておりますので、国内砂糖の生産増大は我が国の経済自立上極めて重要事となつている次第であります。然るに最近輸入糖価格は異常な低落を来たし甜菜の栽培を強度に圧迫しこのまま放置するにおいては我が国より甜菜の栽培は全く姿を消すという危機に直面いたしております。
又我が国は敗戦による領土喪失の結果、砂糖の自給国か一転して莫大な砂糖を殆んど総て海外に依存せざるを得なくなつておりますので、国内砂糖の生産増大は我が国の経済自立上極めて重要事となつている次第であります。然るに最近輸入糖価格は異常な低落を来たし甜菜の栽培を強度に圧迫しこのまま放置するにおいては我が国より甜菜の栽培は全く姿を消すという危機に直面いたしております。
またわが国は敗戦による領土喪失の結果、砂糖の自給国が一転して莫大な砂糖をほとんどすべて海外に依存せざるを得なくなつておりますので、国内砂糖の生産増大は、わが国の経済自立上極めて重要事となつている次第であります。しかるに、最近輸入糖価格は異常な低落を来し、てん菜の栽培を強度に圧迫し、このまま放置するにおいてはわが国よりてん菜の栽培はまつたく姿を消すという危機に直面いたしております。
すなわち、いわゆる近海第一区の区域内における船舶局の通信は、戰前にはその大部分が国内通信に属しておりましたが、わが国の領土喪失に伴つて、戰後は国際通信となつたものでありまして、這般の関係にかんがみ、電波法制定の際、附則第九項の経過規定を設けまして、昭和二十八年五月末日までは第二級通信士がこの区域内の国際通信を独立して操作できるものとしたのでありますが、既往二年間の実績及び国際電気通信條約の規定に照し
修正の理由は、船舶安全法及び同施行規則による近海区域第一区の区域内における船舶局の通信は、戰前においては大部分国内通信に属していたのでありますが、わが国の領土喪失に伴つて現在においては国際通信となつたものが多いのでありまして、電波法制定当時、這般の関係と無線通信士の配置状況とにかんがみまして、特に附則第九項を設けて、昭和二十八年五月末までは、第二級無線通信士が独立して国際通信に当り得ることになつているのであります
年々の主要食糧の需給におきまして、海外領土喪失の結果、二千万石内外の不足を来していることは御承知の通りであります。戰後、歴代内閣の重要政策の一つは、これらの不足食糧を、輸入並びに国内自給によりいかにして確保するかということでありました。国内産に比べて割高の輸入食糧を国民に配給するために、国はすでに数千億円の国幣を費して参りました。
我が国の森林は、敗戦による領土喪失の結果、戦前に比べまして、面積で約六割、蓄積で約七割弱に減少いたしたのでありますが、これに対しまして木材その他の林産物の需要は、戦後の復旧資材、建築用材、パルプ用材等ますます増大しておりまして、戦時中からの過伐の傾向はますます強くなり、成長量の数倍のものが伐採せられ森林の蓄積はとみに減耗しつつある状態であります。
わが国の森林資源ば、敗戦による領土喪失の結果、面積において約四割、蓄積において三割の減少をいたしました上に、木材その他林産物の需要は、戦後の復旧資材を初め、建築用材、パルプ用材、さらに最近における特需用をも含めまして、ますます増大の傾向をたどり、生長量をはるかに凌駕する過伐となりまして、森林の蓄積は日一日と減耗しつつある状態であります。
わが国の森林は、敗戰による領土喪失の結果、戰前に比べまして面積で約六割、蓄積で約七割弱に減少いたしたのでありますが、これに対しまして木材その他の林産物の需要は、戰後の復旧資材、建築用材、パルプ用材等ますます増大しておりまして、戰時中からの過伐の傾向はますます強くなり、成長量の数倍のものが伐採せられ、森林の蓄積はとみに減耗しつつある状態であります。